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20090323(Mon)00:24  スパコミです。
スペースいただけました。
5月4日 東2ホール ト29b『円屋』
サナシマです。

それと、カカイルオンリーの方もスペースいただけました。
6月7日 大田区産業プラザPio大展示ホール 未15『円屋』
です。

後ほどイベント予定更新致します。
どうぞ宜しくお願い致します。

スパコミは、新刊「白銀堂の猫」予定。

カカイルオンリーは、まだ未定ですが「瞬くように 微笑むように 徒燃え尽きてゆくように」を本にしてみたいなあと思っています。
すごい昔に書きかけにしていた(申し訳ありません)のですが、読みたいと言ってくれる方が何人かいらっしゃるので。
ありがたいです。嬉しいです。
多分これ縦書きの方が、雰囲気が出ると思う。
本の装丁考えるのが、楽しいです。


20090317(Tue)01:23  春コミお疲れ様でした。
あまりの疲れに、いまだにぐったりしておりますよ。
もう若くない…。

当日はお天気もよく、きもちよく過ごせてよかったなあと思いました。
花粉症の方は大変だったみたいで、なんともお疲れ様でした。
面丸さんのスペースにあまり居ないという、売り子の風上にも置けない放浪っぷりでした。
申し訳ありません。
コピー本を、と下で書いていたのですが、無料配布にしかならないだろうという長さのものしか書けなかった為、人様のスペース(しかも自ジャンルではない)で突発無料配布をするのもどうかなあと熟考した末、とりやめました。
サイトの方へ、そのうちに載せたいと思います。
手直しをしたいので、すぐはちょっと無理かな…。
近々。

次はスパコミですね。
今回の春コミの人出を考えると、ものすごい規模になりそうでちょっと怖いです。
なにより、ぎりぎりすぎる申込だったので抽選漏れしそうで怖い。
受かりますように。
サナシマです。
うっかりカカイル出てたらすみません。
両方出したい。(希望)
こつこつがんばります。


20090310(Tue)07:13  J庭ありがとうございました。
8日のJ庭、行かれた方お疲れ様でした。
朔田さんのスペースで、十二ヶ月擬人化本に私が書いたお話の、おまけ小冊子を配布していただきました。
エロパートがんばりました…。
かなり盛況だったそうです。がんばった甲斐あった。
持って行った小冊子が途中で無くなってしまい、申し訳ありませんでした。
次回のイベント売り用に、追加で作っています。
今度こそ無くならないように量増やしましたので、イベント売り分には全てお付けできるかと思います。
8日に買われた方で小冊子付かなかった方、もしいらっしゃいましたら(ここ見てるかな)ご連絡ください。

がんばったから、読んでもらいたいんですよ…。

今週末は、面丸さんのお手伝いをしてきます。春コミです。
もしコピー本出せたら置いてもらえるというので、ちょっとがんばってみます。
でも十二国スペなんですよね…。


20090307(Sat)01:44  出てきました。
数時間で日記を2つ書くなんて、どうしたことだろう。
ファイルの中からこれを見つけて、1.5倍くらいに加筆したところで力尽きました。
若干暗いカカイルです。
最後には明るくなるんだい、と言い張りたいが自信が無い…。
ゆこ絵板用に書いていたものです。
絵板が消えてしまったので、どうしようかしらと思いつつ。
書きかけです。
そのうちに続きを書こう。
忘れないように、置いておきます。

ゆこ元気かな。

+++++++++++++++++++

「好きだと言う暇があるならキスしてよ」


空気が変わって秋になる。
秋は人恋しい季節と言ったのは誰だっけ、例えばこんな夕暮の、アスファルトの色はなんとも寂しそうで道端に生える草の揺れる音さえも、さらりさらりと誰かをか細い声で呼んでいるよう、確かにこんな風景の中では人恋しくもなるだろう、しばらく試験期間で会えなかったから、いいかげん欲求不満だなあと考えながらイルカはとぼとぼと夕闇に沈みつつある道を一人、さっき遠くの山の向こうに沈んだ夕日に向って歩いていた。いや、夕日に向ってというのは少し違って、ただ単にイルカの家がそちらの方角にあるというだけのこと。
アカデミーから真っ直ぐ夕日の沈む方角へ歩くと先生の家があるよ、そう言うと子供達はたいてい、へーそうなんだと納得したような幼い顔でまだ空の高みにある太陽を見上げたりしたものだったが、まさか上忍までそんな子供達と同じ仕草をするとは思わなかった。
ほんの冗談だったのに。
そんな冗談が通じない相手と言うのが、これからイルカが家に帰って出迎えなければならない、はたけカカシという人物だった。さっき、アカデミーの職員室から出る時に扉で偶然すれ違った、おやイルカ先生帰るんですかと問われたので、ええお先に失礼します、と、ここまではいたって普通の会話、大人同士のする差し障りの無い、いたって日常の会話だったのだが、続けてカカシがイルカ先生はどちらにお住まいですかなんて聞くものだから、ちょうど昼にクラスの子供相手に同じ話をしたばかりだったイルカはつい、夕日の沈む方ですよなんて、そう答えてしまったのだ。
口が滑っただけなのに。
相手は上忍だったから、確かにイルカは腹を立てられたってしょうがないのかもしれないけれど、逆に上忍だからこそ、そんな些細な事に目くじらを立てるなんて、くだらないと思わないのだろうか。そんなことを、とぼとぼと歩く自分の足元の草叢に、吐き捨てるように呟きながらイルカは歩いていた。カカシはちょっと前からイルカの情人であったけれども、別段恋人というわけでは無い、お互い身体の欲求を満たすために合意しただけの関係に過ぎない、だから、カカシはイルカの家の場所を知らなかったし、イルカはカカシ相手に冗談を上手く言う事すら出来なかった。加えて先日までアカデミーでは年に一回全校一斉の学力技能考査が行われていたものだったから、イルカはもとよりアカデミーの教師が主職ではないカカシですら、任務の合間を縫っては駆り出されてアカデミーの空き教室で試験の採点をしたり見知らぬ生徒達相手に試験監督をしたり、お互いがどこで何をしているのかは把握していても顔を合わせることもなく、カカシもイルカもそんな風に忙しく日々を過ごしていたのだった。
夕日の沈む方ですよ。そう言った瞬間、カカシの眼がイルカの背後の窓硝子の向こう、真っ赤な姿をしていまにも山の稜線にくっつきそうな夕日を見たのが、イルカには少し意外で少し嬉しかった。この完璧な上忍の僅かでも子供っぽい一面を見られた気がして嬉しかったのだ。しかしその後にカカシが発した言葉が全てを打ち消した。ねえオレの事馬鹿にしてんの?
そう呟いてその後でカカシは殊更に優しい顔をしてイルカを見つめると、今夜お伺いしますね夕日の沈む方角にあるあなたの家に。そんなことを言って去っていった。優しい顔の真ん中でその眼だけがちっとも笑ってはいなくって、それがイルカにはとても怖くてとても悲しかった。何故悲しいのかなんて、そんなこと分からなかったけれど。
ぼんやりと考えながらとぼとぼ帰り着いた玄関で、イルカはひとつ大きな溜息をつく。さあこれから掃除をして、せめて上忍のあの人が来ても失礼のないように、部屋を整えなければいけない。たとえ二人でやることが、上だとか中だとかいう階級なんかとはまるで無縁の行為だったとしても。カカシとは、たいていが里の外れの空家だとか人気の無い野山だとかで、しょせん事後の甘い感情なんかは必要も無かったし、欲求を満たすだけならどこでも出来る、そんな割り切りで出来るだけ感情は排して、イルカはそうやってカカシと付き合ってきた。否、付き合うというほどの関わりでもない。
さやさやと庭の草木が秋の風をはらんで優しく鳴る。夕闇に包まれて辺りは群青色に次第に沈んでいく、部屋の灯りを点ければ煌々と、まるで沈んでしまった夕日の代わりのような明るさがイルカを照らす。
一体カカシは何をしにイルカの家にやってくるのか。
そんなの誰に聞かなくたって分かっている。イルカはもくもくと、放り出しっぱなしだった洗濯物や広げたままの読みさしの新聞、洗い終わっていなかった食器などを片付けていった。もとよりたいして物の無い家だったから、ほんの30分もしないうちにすっかり家の中は片付いてしまう。カカシが来る気配はまだ無くて、夕飯はどうしようかなとイルカは少しだけ考えたが、あまり腹をいっぱいにしても後が動き辛い、どうせカカシが来てやる事はひとつだけなのだからと、イルカは朝の残りの食パンを軽く焼いてそれから珈琲を入れて、まるで朝食のような食事を、台所に立ったままで素早く済ませてしまった。そうしてカカシが来るのを待っていたというのにいつまで経ってもカカシは来ずに、待ちぼうけを食わされたイルカはどうしたらよいのかも分からずぼんやりと、綺麗に片付いた部屋の真ん中に座って待っていた。
夜半になって、台所の窓から見えていた月が大きく場所を変えて居間の掃き出し窓から覗くくらいの時間まで、イルカの家に来訪者の気配はこれっぽっちもありはせず、なんだあれはからかわれたと思ってからかい返しただけなのか、と、意地悪をされたことにようよう思い至ったイルカは、そんなつもりはなかったのに、と少しだけ悲しくなった。悲しくなりながら畳の跡の付いた足をさすりさすり立ち上がって、もう布団を敷いて寝てしまおうと、そう思った瞬間だった。
こんばんは。耳元でそう声がして、びくりと肩を震わせて振り返ろうとしたけれどそれは叶わず、カカシの腕が自分の身体をしっかりと抱きすくめているのにイルカは気付いて、ひどく悲しい気持ちになった。甘い感情などあるはずもなく、ただただこの上忍は互いの差を見せつけるためだけにこんな仕打ちをしているのだろうし、自分の家の中ですらちっとも優位に立てはせずに下に甘んじてしまう自分の力量に、久し振りのカカシの指に欲情するより先に、イルカの心には悲しさと情けなさが溢れてしまいそうだった。
お待たせしましたイルカ先生。
先生。なんて、カカシはイルカが情事の時にそう呼ばれることをいやがるのを知りながら、いつもそうやってイルカを呼んだ。先生と呼ばれるたびにいわゆる聖職者である自分がこんな行為に、心も伴わないただ欲求を満たすだけの行為に、耽っているのを子供に知られたらとイルカが心の奥で震えているのを知りながら、そう呼んだ。先生はやめてください。聞いてもらえるはずも無いのは分かっていたけれど、いつもと同じようにイルカは繰り返す。おやなぜですか、イルカ先生はイルカ先生でしょう?カカシはにこやかに返す、笑いながらいつだって目の奥は情欲でギラギラとしていて、イルカの腹や乳首を弄る手の平は一時も止まらない。ああ怖い、怖い、そう思いつつイルカも結局はその情事に溺れるように頭の中は次第にぼんやりとして最後には獣のようにカカシと交わっているのだから同罪かもしれないが、それでも時折、この人がもっと優しければオレもこんなに悲しくはならないのに、とそう思わずにはいられなかった。
ああもうこんなに月が上がってしまった、待ちくたびれたでしょうあなた淫乱だから。笑うカカシの目をじっと見つめてイルカはにこりと、ええ本当に待ちくたびれましたとそう返すと、カカシは何に気分を害したのか途端に乱暴な手つきで服を脱がせながら、布団なんていらないよねと、そのまま畳の上で事を始めるつもりらしかった。ああきっと自分が生意気にも言い返したからいけないのだなとイルカは反省して、本当は畳の上なんて身体が痛くなるだけだし後の掃除も大変だから嫌だったのだけれど、なるべく抵抗をしないように、カカシの唇が近づけば先に舌を出してカカシの手が下肢に寄れば自ら下履きまで脱いで、そうして素直に従う一方だったのにカカシの機嫌はどんどんと悪くなる。気配は剣呑になるし手付きは乱暴になるしで、それなら一体何が望みなのかと問いただしたい気持ちをぐっと堪えて、イルカはただ従順に、弄る指先に答えて足を開き腰を突き出して、後ろを広げるカカシの手付きも手馴れたものだ、カカシの性器に貫かれるのも何度となく繰り返された行為、地べたでないだけまだましか、とイルカはぼんやり思いつつ、はあはあと乱れる息とそれから自然に出てしまう喘ぎともいえないような獣じみた声を喉の奥から吐き出しながら、天井で冷たく光る蛍光灯の丸い輪を見つめていた。


+++++++++++++++++++++++++

あっサイト更新しました。
予定とかtextとか。


20090306(Fri)22:20  雪が欲しい。
首都圏在住ですので、なかなか雪に触れる機会に恵まれません。
遠出もしませんし。
先日、首都圏雪の予報に色めきたったのですが、結局私の住む海沿い南部は殆ど降ることもなく、霙程度であっけなく終ってしまいました。
雪を見たいです…。
子供のように、雪が大好きです。雪原を転げまわりたいです。
しかし北国に住む気合はなく。
半端ですみません。
でも好きなの。

明後日はJ庭ですね。
お友達のスペースのどこかにいるかと思います。
サークル参加ではないのでのんびりできるかなと思いつつ、興奮してはしゃいでそうな気もします。
見かけたら是非話し掛けてください。
人とお話するのはとても好きです。
同日開催の男性向けオンリーに戦々恐々としつつ。
楽しみです。


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